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【確定申告・超初級編】今さら聞けない!対象の人・準備・スケジュールを税理士が徹底解説!

「確定申告って難しそう」
「自分は確定申告する必要があるのか分からない」

このように確定申告に対して不安や疑問を抱えている方に向けて、本記事では確定申告の概要や、いつから準備をするべきか、また適切に申告した場合のメリットや申告しない場合のリスクまで解説します。

正しく申告すれば払いすぎた税金が戻ってくるチャンスでもありますので、適切な税務処理と申告をしましょう。

税務・財務・資産管理などの課題は「ARK税理士法人」まで

確定申告とは?対象となる人は?

確定申告とは?対象となる人は?

はじめに、確定申告とはどういった手続きで、またどういった方が行う必要があるのか確認します。

確定申告は、1年間の所得(収入から経費を差し引いたもの)を計算し、税金がいくらになるのか自分で申告した上で納付する手続きを指します。

主に以下の条件に該当する方が申告の必要があります。

●確定申告が必要な方

  • 個人事業主やフリーランス:営業やサービスで得た収入がある人
  • 年収2,000万円を超える給与所得者
  • 副業で20万円超の所得がある会社員
  • 2か所以上から給与をもらっている人(年末調整では完結しない) など

 

(参考)国税庁 確定申告が必要な方

また、実務としては確定申告は以下の4つの手順を通して、納めるべき税金額を算出するとともに納付します。

  • 1年間の収入と支出を整理する(売上や給与、経費など)
  • 必要な書類を集める(源泉徴収票、各種控除証明など)
  • 申告書を作成する
  • 税金を納付する(または還付金を受け取る)

橋場先生

収支の件数や控除の対象となる資料が少ない場合、確定申告の手間は少ないものです。

それでも「合っているか」不安に感じるものですので、不安を解消したい方は、ARK税理士法人までお気軽にご相談ください。

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確定申告のスケジュール(毎年2/15~3/15)

確定申告は毎年決まったスケジュールで実施されます。

期限までに提出しなければ、加算税や延滞税を追加で支払うこととなる可能性もありますので、以下のスケジュールを把握しておきましょう。

●確定申告のスケジュール

  • 対象期間:前年1月1日~12月31日までの所得や経費
  • 申告期間:毎年2月15日~3月15日(土日祝の場合翌営業日)
  • 納税期間:申告期間と同じ

このように、申告期間は1か月ありますが、必要書類の整理などに時間を要しますので、以下のスケジュールで動くことをおすすめします。

  • 1月~2月:書類の収集、帳簿の確認
  • 2月15日~:申告開始

申告の最中に不足する書類が判明する可能性もありますので、早めに申告することで焦らずに適切な手続きができます。

 

確定申告の準備

確定申告をスムーズに実施するためには、事前に適切な準備をすることが重要です。

期限日が近くなってから慌てることのないよう、早めに揃えることをおすすめします。

●確定申告で必要な書類の例

  • 源泉徴収票(会社員やアルバイトなど給与所得がある場合)
  • 収入の帳簿・請求書・領収書(フリーランス・個人事業主)
  • 医療費の明細書(医療費控除を受ける場合)
  • 保険料控除証明書(生命保険・地震保険など)
  • 寄附金の受領証明書(ふるさと納税など)
  • 住宅ローンの年末残高証明書
  • マイナンバーカードまたは通知カード+本人確認書類
  • 銀行口座情報(還付金の振込先)

 

●事前にすると便利な手続き

  • 会計ソフトの導入:帳簿づけや申告書作成がラクに
  • e-Taxの事前登録:電子申告が可能に
  • 必要経費の仕分け・集計:経費をもれなく計上し節税につなげる

▶関連コラム:【個人事業主必見】ふるさと納税は結局お得なのか?年収シミュレーションで解説

橋場先生

確定申告は税理士に依頼することも可能です。

本業が忙しい場合、書類上の手続きが苦手な場合など、確定申告についてお悩みを抱えている方は、ARK税理士法人までお気軽にご相談ください。

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確定申告のメリットと、しない場合のデメリット

ここまで紹介したように、確定申告は様々な準備が必要になりますので面倒に思われがちですが、正しく実施することでメリットもあります。

また、逆に本来は申告が必要な方が申告しない場合、デメリットもありますので合わせて紹介します。

●適切に確定申告するメリット

  • 払いすぎた税金が戻ってくることがある
  • 医療費や保険料の分税金が安くなる
  • 信用を得られ融資や補助金申請時に有利になる

 

●必要な確定申告をしないデメリット

  • 延滞税がかかる
  • 無申告加算税が課される
  • 過少申告加算税が課される(申告内容に誤りがあった場合)
  • 税務調査の対象になる(意図的な申告漏れが疑われると厳しく調査される)

このように、確定申告は適切に実施した方がメリットが大きくなりますし、無申告がバレた場合は納税額が増えますので、適切に確定申告することをおすすめします。

 

まとめ

確定申告の不明点はARK税理士法人まで

確定申告について、概要やスケジュールなど基本的な点をご紹介しました。

経験のない方にとって手続きが難しそうに見える確定申告ですが、実は必要な書類を揃えて計画的に準備を進めれば難しいものではありません。

各種控除など正しく申告することで家計への負担を減らすことも可能ですので、適切な申告を心がけましょう。

不安な点、不明な点がある場合は税理士に頼ることもできますので、お悩みのある方は、ARK税理士法人までお気軽にご相談ください。

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執筆者

ARK税理士法人代表税理士

橋場 和弥

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